ダイヤモンドカットホイール補修方法について

(施工事例だと結構似た車の事例が多くなりがちなので別方面から書いてみます!)


ダイヤモンドカットホイールとは、BMW、メルセデス、BMWや国産の純正ホイール採用が主流となっているタイプのホイールで内側が塗装、銀色面が切削加工のホイールです( *´艸`)






こういう見た目↓

ダイヤモンドカットホイール



内側がガンメタやブラック塗装、銀色面が切削加工のホイールです。
2色に見えることが多いです。





直し方としては大きく分けて2種類



①再切削加工(高額、一番見た目がオリジナルに近い、納期が長い、車両ごとお預かりが不可)


②特殊塗装による銀面を疑似的に表現する修理(再切削よりは安くぱっと見は目立たない仕上がり、短納期、車両ごとお預かり可能)

当店では車両ごとお預かりで27500円(税込み)~です。
ご依頼金額のボリュームゾーンとしては1本27500円~40000円程度の間ですね。※巨大なホイールで2色またいだ傷が点在していれば超える可能性もあります。

ホイールのサイズが大きく2色またいだ傷が多く全体的に処置が必要となれば高くなりやすいです。傷の範囲が広い、または傷が小さくても広範囲に点在していれば高くなります。

1か所のひどい傷より全体的にぽつぽつ2色またいだ傷があるほうが直すのはとても大変です・・・・




弊社でもよく出るメニューです。施工事例はこちらです。
ポリッシュ風塗装|埼玉の車内装、ホイール修理専門トータルリペアCORO (carrepair-coro.com)


再切削ほどの元通り感はありませんが説明を理解していただきご依頼いただいた大多数のお客様はこの施工方法で満足されております。

ただ、細部の違いが異なる神経質な方にはおすすめしていません。




①の再切削は費用が1番高額になるのと「予備のホイールが無いと修理受付ができない」為、雪が降らない東京、埼玉地域ではなかなか依頼を受けること自体が難しいケースが多いです( ;∀;)






実はもう一種イレギュラーな直し方が存在します。
③削り磨き修理

ホイール外周部に傷があるとき等にサッと傷自体を磨いて消してしまおうというやり方です。

お客様から特殊塗装による傷修理を受注し車両からホイールを外して洗った状態です。銀色面の矢印のところらへんを境に左右で色が違うのがわかるでしょうか?

これは左側はアルミがむき出しになって磨きあげられた状態です。右側はオリジナルのまま。

中古車のホイールををさっときれいに補修するのに用いられることが多いようです。




何が問題かというと

①アルミむき出しの状態は基本的には塗料が密着しない→全周削られてしまっていると特殊塗装修理が施工不可


②大規模に削られているとホイールバランスが大幅に悪くなる(タイヤ屋さんによると悪質な削り修理がされているとどうやってもバランスが取れないそうです)

③白ボケ、腐食しやすくなる


ということで基本的に当店では取り扱いをしておりません。




ですが今回はお客様に状況を説明させていただきやむを得ず削り磨き修理に変更させていただきました・・・・(腐食保護コートを実施)


ちょっと不完全燃焼な施工になってしまいました( ;∀;)




お見積りの際に気づけていれば防げた事案ですので今後の反省です。


最近中古の販売前に補修されているケースが多いので、もし見積りご依頼時に補修歴がわかる場合は教えていただけると大変助かります<m(__)m>


中には下地修正をテキトーに粗悪な塗装がされているものもあります。
粗悪な補修塗装が施されていると正直どうにもならない場合もあります。

とはいえ中古車販売展示前に修正を加えているケースも多いため修理されていること自体オーナー様が知らないことも多いです。


今後画像で何となく違和感を感じた場合は補修歴等をお伺いさせていただこうと思います。ご理解のほどよろしくお願いいたします!!

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